手で塗れるMORUMORU(モルモル)で楽しく壁塗りDIYにチャレンジ!

DIYのこと

「MORUMORU(モルモル)」という塗料をみなさんご存じですか?
塗料の大手メーカーであるニッペホームプロダクツから販売されている壁の仕上げ材ですが、その特徴はなんといっても「手で塗れる」こと。

DIY初心者にも扱いやすいため、Instagramやルームクリップでもモルモルを塗った壁を写真に投稿している人を多くみることができます。

今回は話題のMORUMORU(モルモル)の特徴や塗り方などについて、私の体験談を交えてご紹介したいと思います。

MORUMORU(モルモル)の特徴とは?

MORUMORU(モルモル)の特徴を挙げてみると、

  • 手で塗れる
  • 臭いはアリ
  • 色は白一色
  • 風合いは漆喰風
  • 屋内だけでなく屋外や穴埋めのパテ代わりにも使える
モルモルは白いバケツに入って売られています

モルモルの最大の特徴は「手で塗れる」簡単なところです。

水性シリコンの壁用仕上げ材で、ビニール手袋などをはめた手で壁に塗っていけますので、

家族で子供と一緒に楽しく壁塗り!
なんてこともできます。

テクスチャはクリーム状で、仕上がりは漆喰風、色は白のみ。
もし色を変えたい場合には、モルモルを塗った後に上から着色できます。

モルモルでいろんな壁の表情をつけることができます
▲手の跡でニュアンスも付けられます。

臭いは独特で、妻は髪のカラーリング剤の臭いがすると言っていました。
施工中はもちろん、施工後も窓を開けて換気していましたが臭いが残るので、内装に使う場合には、すぐに使いたい部屋には向かないかな、と思います。

完全に乾燥すると臭わなくなると、メーカーさんのHPには書かれていますが、思った以上に臭いが残る印象でした。

STYLE MORUMORU|手で塗るMORUMORU モルモルの商品詳細ページ
ニッペホームプロダクツが提供する室内用水性塗料、手で塗るSTYLE MORUMORU(モルモル)の専用ページです。壁紙の上から直接塗れる補修・仕上材です。手で塗るから初めてでも簡単、お子さんと一緒に部屋のインテリアや模様替えをしてみませんか...

MORUMORU(モルモル)はどんなところに使えるの?

モルモルは屋内・屋外どちらでも使用できます。
下地材は、壁紙はもちろん砂壁、コンクリート、モルタル、ブロックなどOKです。

私はビニール壁紙と砂壁に塗りましたが、ブロック塀や外壁にも使える、とても汎用性の高い仕上げ材です。

白いバケツに入って売られていますが、フタを開けてすぐに使用できます
漆喰のように練る作業は一切ナシで、とっても簡単です。

また、漆喰は強アルカリ性なので、手肌に付いたり目に入ってしまうととても危険です。
その点モルモルは水性シリコンなので、安全性が高く、安心して使うことができます
壁の高い位置や天井などに塗る時でも顔に付く心配をしなくて大丈夫! モルモルで漆喰風にすることができます。

MORUMORU(モルモル)の価格は?

モルモルの価格は下記のようになっています。

  • ニッペホームオンライン 8800円(税込)
  • ホームセンター  8800円(税込)
  • 楽天  約8300円~9200円(税込)
  • ヤフーショッピング 8000円(税込)

ポイント還元などを考慮すると、この記事を書いている時点では、ヤフーショッピングがいちばんお得に購入できました

モルモルは白いバケツに14kg入りで売られていて、塗れる面積は約14平米(畳約8.6枚分)、6畳のお部屋の壁なら半分塗れると、メーカーさんのHPに記載されています。

6~8畳のお部屋なら2缶は用意しておきたいので、一部屋で16,000円程度かかる計算になりますね。

MORUMORU(モルモル)の塗り方を解説!

ここからはモルモルの塗り方について、実体験を元に施工手順を解説していきたいと思います。

施工する手順

  1. 塗装面の掃除
  2. 養生
  3. シーラー(水性ヤニ・シミ止めシーラー 3.2L アマゾンで6587円)を塗る
  4. 乾燥時間3~4時間
  5. モルモルを塗る
  6. 養生を外す

1.塗装面の掃除

モルモルを塗る前に塗装面を掃除しましょう。

ビニール壁紙の場合は、濡らした雑巾で表面を拭きます。

砂壁や繊維壁の場合は、ボロボロと落ちてくる壁の砂やホコリをほうきなどで軽く落とし、掃除機などで吸い取ります。

次の養生の工程でマスキングテープがきちんと貼れるように、柱などの木部もブラシや雑巾でホコリを取っておきます。

モルモル塗装の前に準備として壁の掃除をします

外壁やブロック塀など屋外の場合には、砂や泥などを落としましょう。

2.養生

モルモルが柱や窓・建具・コンセント・床などについてしまわないようにマスキングテープや養生テープ、マスカーなどで養生します。

マスキングテープはさまざまな幅のモノが売られていますが、塗料のはみ出しを防ぐためにも、初心者はある程度太めのものを使うと良いと思います。
参考までに、私が愛用しているのは30mmのマスキングテープです。

▲窓とコンセントをマスキングテープ&マスカーで養生しました。

3.シーラーで下地処理

古い壁は後々になってヤニやシミが浮き出てきますので、下地処理としてシーラーを下塗りします。

モルモルに適した下地処理剤として、メーカーHPで推奨されている「水性ヤニ・シミ止めシーラー」を壁に塗ります。

汚れていない壁紙などはシーラーなしでそのままモルモルを塗ってOKです。

古い砂壁にシーラーを塗って壁押さえをした様子
▲古い砂壁にヤニ・シミ止めシーラーを塗りました。

ブロックやモルタルには、メーカーHPで推奨されている「油性密着強化下塗りシーラー」を塗ります。

4.シーラーの乾燥

シーラーはそれぞれに夏期と冬期で乾燥時間がかわります。
説明に記載されている時間分しっかりと乾燥させます。

「水性ヤニ・シミ止めシーラー」の場合には、夏期(30℃)で約1~2時間、冬期(10℃)で約3~4時間の乾燥時間が必要です。

5.モルモルの塗装

下地が乾いたら、モルモルを塗っていきます。

モルモルにはビニール手袋が付属していますが、薄手で破けやすいので、厚手のビニール手袋やゴム手袋を用意いておくとよいと思います。

また、服についてしまうと取れませんので、汚れてもよい服装で塗りましょう。

私は左手でモルモルをある程度すくい取り、右手で壁に塗り広げていきました。
薄く塗り過ぎてしまうと下地が透けてしまうので、ある程度の厚さに塗るのもコツかな、と思います。

モルモルを手で塗る様子
▲壁紙を剥がした合板の上にモルモルを塗っていきます。
▲モルモルはどんどん重ねて塗ることもできます
モルモルのテクスチャー
▲モルモルの塗り跡。いろんな表情のある壁にできます。

6.養生を外す

モルモルが乾く前に、養生を剥がします。
少し表面が乾いたくらいのタイミングで、マスキングテープをゆっくりと剥がしていきます。
剥がしている最中にマスキングテープについたモルモルが手や洋服につくこともあるので、注意したいですね。

MORUMORU(モルモル)を使ったアレンジ方法:着色

モルモルの色はホワイトのみですが、色を着けたい場合には、上から着色することができます。
メーカーHPによると、モルモルを乾燥させた上から、壁紙クロス用ペンキで上塗りできるとのこと。
モルモルは粘りのある素材のため、事前にペンキを混ぜるとマーブル状にまだらになってしまうそうです。

メーカーHPで紹介されている水性塗料の「STYLE DIYペンキ」はカラーバリエーションが68種類と豊富なので、自分の気に入った色が見つけられるのではと思います。

DIY初心者でも簡単!MORUMORU(モルモル)で楽しく壁塗りしよう

ここまでモルモルのご紹介をしてきました。
手で塗れる手軽さがなんといっても際立つモルモル。
子供と一緒に楽しくDIYで壁塗り……なんてこともできちゃいます。

簡単に壁塗りできるモルモルで、漆喰風の壁にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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