<DIY記録特別編>大網白里築古戸建「パーム」のDIY「ビフォーアフター」を公開!

DIYのこと

こんにちは、ケイです。

私がチャレンジしている中古の戸建物件をDIYで再生する「一軒まるごとDIYリノベーション」。

全室リフォームとして私が初めて手掛けた戸建は「パーム」という名前を付けています。
場所は千葉県大網白里市、築40年の木造住宅です。
平屋で、ちょっとアメリカンちっくな可愛らしい雰囲気のある家。
前の所有者さんが少し手を入れていたため、それを引き継ぐ形でリフォームに入りました。

今回はDIYリノベーションのビフォーアフターをご紹介したいと思います。

まずは間取りのご紹介

10畳の洋室リビング、8畳のダイニングキッチン、6畳和室、8畳和室、6畳洋室(左下の6畳は8畳和室の間違いです💦)の3LDKです。

各部屋に収納が付いていますが、和室の収納は押入+天袋で使い勝手が微妙でした。

前のオーナーがアメリカンスタイルがお好きな方だったようで、DIYでフローリングを張ったり廊下の壁を塗装したりと、購入当初からユニークな家でした。

DIYビフォーアフター 和室→洋室化編

リビングと続きになっているの6畳和室が家の雰囲気に合わないので、真っ白な洋室で清潔感のある部屋に変えることにしました。

▲Before
▲After

購入時

普通の和室です。
一見綺麗に見えてますが、床はブヨブヨで沈んでいました。
そういう畳の部屋「あるある」で、ゴザが敷いてありました。

ゴザをどけると、真ん中にオレンジ色の掘りごたつの跡。
上げると床は黒ずんでいて掘りごたつも腐っています。
押入の床もブヨブヨです。

押入と仏壇(?)・天袋を撤去

押入は不要なので撤去します。
押入の撤去方法についてはこちらで詳しく紹介していますので参考にどうぞ!

作業中、床が抜けて下に落下!
気をつけないといけないですね。

仏壇のような物入と天袋も不要なので、解体します。

根太チェックと撤去→根太の張り直し→合板張り

黒ずんだ床の合板を全て剥がし、根太の健全度をチェックします。
掘りごたつの周りの根太は釘が抜けてグラグラです。
割れも気になったので根太は全て撤去。

畳の厚さなどを考慮、床面のレベル合わせをして、根太を張ります。
その後、根太の間に断熱材を入れて、下地用の合板を貼りました。

▲根太を新たに張り直しました
▲根太と根太の間に断熱材のフクフォームを入れていきます

仕上げへ

今回の部屋は天井、柱、壁を白に統一することにしていました。
シーラーを塗り、天井と柱は白ペンキ。
壁はモルモル。
ホワイトウッド調のクッションフロアを貼って完成です!

DIYビフォーアフター 8畳和室編

8畳の和室、洋室にすることも検討しましたが、1部屋くらい和室の部屋があってもいいかも?と考え、和モダンな雰囲気の部屋にすることにしました。

▲Before
▲After

購入時

畳は6畳の和室と同様、ブヨブヨで歩くと沈みます。
砂壁はボロボロと崩れてきて、木部にもシミが。
畳を上げたら、下地の合板が黒く変色、湿気で腐っていました。

古い合板と根太を撤去→新しい根太、断熱材を入れ合板

▲ボロボロの床下地と根太をバールなどで撤去していきます

ボロボロの床下地をどんどん剥がし、その後グラグラの根太も撤去します。床下がむき出しになったところで、防腐作用のある塗料を束などに塗りました。
その後、6畳和室と同様に根太を新たに張り直し、断熱材を入れて、合板をビスで貼ります。

▲新しい根太に断熱材を入れ、合板を仮置きした状態です

木部にシーラー&水性ペンキ、古い砂壁に珪藻土を塗装

長押や鴨居など、和室の木部はダークブラウンの水性ペンキを塗装することにしました。

木部に水性ペンキを塗ると、アクやシミなどが出てしまうので、まずは下処理としてアク止めシーラーを塗り、完全に乾いた後に水性ペンキを二度塗りしました。

そして古い砂壁には、調湿効果と消臭効果のある珪藻土を塗ります。

詳しい作業内容については、こちらでも紹介しているので見てみてください!

新しい畳を入れ、障子と襖を張り替えて完成した和室がこちらです!

DIYビフォーアフター 洗面所編

元々、ブルーとイエローのタイルが貼られ、ポップな印象の洗面所でしたが、洗面台が古く、床も寒々く感じられる部屋でした。

そこで、床のタイルを剥がし、壁を塗り替え、洗面台を設置する側の壁に板をビス打ちしてピスタチオ色に塗装。

床はホワイトウッド柄のクッションフロアを貼って、DIYで作った自作の洗面台を設置。
より明るく清潔感のある洗面所になりました!

▲Before
▲After

DIYビフォーアフター 庭編

▲Before ほぼジャングル状態です
▲After

購入時

一面雑草が伸び放題な庭は、草の背丈が1m程もある状態でした。
購入時に元の所有者の残置物としてトレーラーが残っています(後で撤去してもらいました)。

ひたすら雑草刈りと土起し

草刈り機をホームセンターで借りられることを知らなかったので、1本1本切って抜いてを繰り返し。
なんとか見通せるくらいまでになったので、今度は庭一面にはびこる雑草の太い根っこを引き抜くため、スコップで庭全面を掘り起こします。
掘り起こした土から雑草の根を取り除くという地道な作業が続きました。

▲作業は冬。草が枯れかかっていたのが不幸中の幸い……。それでも大量の枯れ草が山となりました
▲スコップで土を掘り起こし、雑草の根を取っていきます

芝用土づくりと芝張り

この庭には芝生を植えようと計画していました。
その芝の土づくりのため、山砂を4立米購入し、庭全体に混ぜ込みながら均していきます。

次に水はけなども考えながら、芝用の床土60袋分を均します。

いよいよ芝張りです!

▲TM9の束。1束で約1平米、40束程購入しました

今回はTM9(ティーエムナイン)という種類の芝を購入しました。
選んだ理由は、一般的な高麗芝などに比べて草丈があまり伸びず、芝刈りの頻度が高麗芝の半分以下とで済むため、手入れが簡単なこと。
その代わりお値段は高く、一般的な高麗芝の2倍くらいはします。

購入したのが3月だったので、芝のマットは枯れた状態でしたが、芝が土に根を張り、水やりをしっかりとして上手に管理すれば、夏には青々とした芝生の庭になります!

▲芝を貼り終えた状態。今後育っていけば目地も埋まります
▲芝用に自動で散水する仕組みを設置(青いホース)

芝を張った後はしっかり水やりします。
芝を根付かせてきれいに育てるため、自動散水装置を設置しました。

歩道と駐車場づくり

庭には縦列の駐車スペース2台分と、そこから玄関まで続くアプローチを作ることにしていました。

芝と歩道の境界はレンガをセメントで固定していきます。
歩道には歩きやすくするため「飛び石」を置き、白砕石で仕上げます。

▲コンクリート平板を飛び石として設置
▲飛び石の間は白砕石を敷き込みます

駐車場用に黒の砕石がを敷き込みました。

庭の完成がこちら!

芝がきれいに育って、裸足でも歩けるようになりました。
たまにウグイスの声も聞こえる、素敵な庭が完成です!

▲リビングからの1ショット!
▲庭の完成です!

他にもDIYした箇所あります!

和室の洋室化、和室の和モダン化、洗面所のリフォーム、いちからの庭づくりをご紹介しました。

実はまだまだDIYして手を加えた箇所はあるのですが、今回はここまで。
トイレや雨樋、洋室の壁補修など、次回以降に書いていきたいと思います。

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