<DIY記録09>浴室DIYリノベ(2)~洗い場の隙間を埋める&天井・タイルを塗装した方法

DIYのこと

DIY初心者が築46年築古物件をセルフリノベーションしたシリーズ、第9話。
今回は浴室DIYリノベの続きです。

浴室リノベの作業工程をおさらい

今回の浴室DIYリノベの作業工程をまずはおさらいします。

  1. バランス釜の撤去
  2. バランス釜を撤去して空いた壁の穴を塞ぐ
  3. 洗い場の段差を解消
  4. コンクリート土間の高さ調整
  5. 浴槽設置
  6. 追い炊き装置の工事(ガス屋さんに委託)
  7. 給湯管工事(設備屋さんに委託)
  8. 浴槽と洗い場の隙間を埋める
  9. 天井・タイル壁の塗装
  10. 洗い場床のシート貼り
  11. 隙間コーキング

前回の記事でバランス釜の撤去から浴槽の設置、業者さんによる施工まで行いました。
今回は8から解説していきます。

浴槽の隙間を埋めて、天井・タイル壁を塗装する!

8.浴槽と洗い場の隙間を埋める

以前使っていた浴槽とバランス釜があったスペースに新しい浴槽を設置しました。
当然サイズが違うので、浴槽と洗い場の床との間に隙間ができてしまいます。
これを平坦するためのDIYをやっていきます!

▲新しい浴槽と洗い場の間に隙間ができているのを解消します!

まずどの程度隙間ができているかを測定し、その幅に合うコンクリート平板レンガをホームセンターで購入してきました。

上の写真のように、コンクリート平板を浴槽側に沿って隙間に差し込み、セメントで固定していきます。
コンクリート平板で壁を作って、セメントが浴槽下に流れ込まないようにするイメージです。

コンクリート平板は幅に合わせてディスクグラインダーでカットして使用。

▲隙間にセメントがどんどん吸い込まれていくので、節約のために砕石を詰めて、さらにセメントを流し込みました。

浴槽左横はコンクリート平板と壁との隙間がかなりあったので、セメントの節約も兼ねて、家にあったブロックを砕いた砕石を詰め、その上からセメントを流し込みました。

セメントは乾燥すると痩せるので、1日置いて再度痩せた分セメントを流し込み、表面をコテで均して再度乾燥させました。

これで床の下地処理は終了です。

9.天井・タイル壁の塗装

続いてのDIYは天井と壁の塗装です。

手順は下記のようにしました。

  1. 古いコーキングを剥がす
  2. タイル面にサンダーをかける
  3. ひび割れ箇所を補修
  4. 養生
  5. タイル面にミッチャクロンマルチ塗装(2回)
  6. 天井・壁をペンキ塗装
  7. 養生剥がし

(1)古いコーキングを剥がす

この浴室は古い家にありがちな、壁の腰高まで水色の四角いタイルが貼ってあるデザインでした。
タイルには所々ひび割れや剝れがあります。
これらをコーキングで補修してあったところは、一度コーキングをスクレーパーで剥がします。

(2)タイル面に目荒らしをする

今回は禁断のタイル塗装にチャレンジするため、その下処理を行いました。
タイル面に細かい傷をつけて塗膜を密着させるための「目荒らし」です。

最初、サンダーに粗目の紙やすりをセットしてトライしてみたのですが……。
全く傷が付きませんでした!(泣)

タイルの耐久性って凄いんですね……。

そこで、コンクリート研磨用のカットソーをディスクグラインダーに取り付けて、ガンガン削っていきます。

▲なかなかタイルに傷がつきません…
▲グラインダーを駆使して、なんとか目荒らしできました!

もちろん装備は粉塵防止マスク+メガネ+帽子。
はっきりいって粉まみれになりますのでご注意を!

目荒らしが終わったら粉まみれになった浴室を拭き上げて、粉を除去しておきます。

(3)ひび割れ箇所を補修

タイルの補修材でひび割れ箇所を埋めていきます。
今回使ったのは家庭化学さんの「浴室急硬パテ ホワイト
付属の練り水で粉を溶くと少し硬めのテクスチャだったので、「これは固まるのは早そうだ」と思い、付属のヘラを使って、ひび割れ箇所に急いでパテ埋めしていきました。

(4)養生

塗装前には必ず養生をします。
今回はマスキングテープと養生テープ、マスカーを使って、浴槽・床・窓・入口まわりを養生しました。
養生はいい加減に行うと塗装のクオリティを下げるので、しっかり行いましょう!

(5)タイル面にミッチャクロンマルチ塗装(2回)

塗装の下地材として定評のある染めQの「ミッチャクロンマルチ」を塗っていきます!

ミッチャクロン / 染めQテクノロジィ
染めQテクノロジィでは塗装が難しかったあらゆる素材に密着可能なプライマーを始め、自動車、建築、船舶関連用下地及び仕上塗剤、超強力防水・防錆システム、各種特殊パテの研究開発、製造、販売を行っております。

ミッチャクロンマルチはあらゆる素材を密着可能にするプライマーとして、DIYerに人気の商品です。
今回は念のため2度塗りしました。
ミッチャクロンマルチのテクスチャーはさらっとしていて、とてもよく伸びるので、出し過ぎに注意です!
強いシンナー臭がしますので、換気は必須です。

(6)天井・壁をペンキ塗装

塗装は上から塗っていくのが基本ですので、天井から始めていきます。
今回使ったペンキは「アサヒペン NEW水性インテリアカラー浴室カベ 白」
1.6Lを2缶使いました。

タイル部分の塗り始めは弾くような感じでしたが、塗り進めていくうちとスムーズに塗れるように。
1度塗りの後、1日乾燥させて2度塗りします。

▲1回塗りだと塗り跡がわかりますが、2回塗りすればOK!

天井と壁が白くなるだけで、とても清潔感のある空間になりました!

(7)養生剥がし

完全にペンキが乾く前に、養生を剥がします。
ペンキが乾いてしまうと養生を剥がす時にマスキングテープを貼った境い目のペンキが一緒に剥がれてしまうので、要注意です。


長くなったので、「10.洗い場床のシート貼り」は次回にご紹介したいと思います。乞うご期待ください!

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