こんにちは、ケイです。
今回はDIY特別編として、クッションフロアの貼り方についてお話ししたいと思います。
築古物件でDIYでリノベしている私が、床材として採用しているのがクッションフロア(略称CF)です。
カッターやハサミで簡単にカットでき、デザインも豊富なので、DIY前に思い描いた部屋の雰囲気に気に合わせて購入・使用しています。
クッションフロアを貼る際に、難しいのが「入隅」「出隅」といった凸凹の場所です。今回は自分なりに見つけた「入隅」「出隅」カットのコツを紹介したいと思います。
入隅や出隅がある場合の貼り方はこれだ!
部屋の隅や部屋の柱やドアで床が角角になっている場所。
例えば右の写真の赤○のところですね。
そんなところにクッションフロアを貼る時、みなさんはどうしてますか?
地ベラをグッ!と当ててカッターを入れるよ!
……自分は今までそのやり方をしていて、よく失敗していました。
クッションフロアを切ってみたら
隙間が空いてしまった!
もう1回切り直しが必要になったよ……
こういうこと、あるあるです。
クッションフロアをカットする際に便利な道具として「クッションフロアカッター」がありますが、これを壁に沿わせて切っても部屋の隅までは切れません。
だから!考えたんです!キレイに楽に切る方法を!
やり方はシンプルです。
- 厚紙を直角に切り、長方形を作る
- 養生テープを両面テープ代わりに貼る
- 厚紙を部屋の隅に置く
- クッションフロアをゆっくり被せて裏側に厚紙を貼り付ける
- 厚紙の角が部屋の隅
- 厚紙に沿って線を入れる
- 不要なエリアを×などでチェックする
- 線に沿って切る
早速やり方を写真付きで解説します。
事前に厚紙を直角にカットしたものを用意します。サイズは5センチ角くらいでOKです。
養生テープを→のように厚紙に貼って、カットしたい隅に置きます。
その上からクッションフロアをゆっくり被せて、厚紙をクッションフロアの裏面に貼り付けます。
拡大図の赤線が赤〇の壁及び凸凹のラインです。
赤線を残す感じでクッションフロアを切ると壁にピッタリ!
切るのはフリーハンドでもです。
気をつける点は「表裏が逆になっていること」。
うっかり勘違いしてしまうのですが、厚紙が貼り付いている方のクッションフロアが使うところです。
さらに角には鉛筆の先などで穴を開けておくと、切る時に目安となり便利です。
クッションフロア以外にも使える!複雑な場所に応用してみた
厚紙を使ってモノをカットする方法は、床だけではなく壁にも応用が効きます。
今回使った場所は、洗面所の浴室ドアの付近。
元々の合板の壁が湿気と経年劣化でブカブカになっていました。
ここに5.5ミリの合板を上張りした際の、角の切り方です。
- 厚紙を壁の凹凸に合わせて重ねて貼り付けていきます
- 上下左右が分からなくならない様にペンでチェック
- 合板に貼り付け鉛筆で線を書き込みます
- 線に沿って切り壁にはめ込んで完了!
DIYのいろんな場所に応用できる可能性アリな「型紙」作戦
プロの大工さんや内装屋さんだったら経験でパパパッとできるところかもしれませんが、自分のような素人DIYerには確実な方法がいちばんです。
クッションフロアに厚紙を当てて切る方法は他でも紹介されているようですが、壁用の合板を切るのに応用するのは自分は見たことがありません。
古い家をDIYでリノベしていると、今では考えられないような間取りや部屋の形をしていることが結構あります。
そういう時には今回の「型紙」作戦を使ってみてくださいね。
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