DIY初心者が築46年築古物件をセルフリノベーションしたシリーズ、第7話。
今回は1階和室とキッチンの天井を修繕したお話です。
まずはどのくらい酷い状態だったか天井をチェック
この物件の購入時、「いやこれ酷いなぁ……」と思ったところのひとつが天井でした。
まずは写真を見てください。
1階も2階も天井の合板がベロベロになっています。
こういう状態になる原因のひとつとして「雨漏り」があるのですが、1階で雨漏り?屋根から雨水が伝わってこうなってしまったのか?
それとも単なる経年劣化か……。
購入時に不動産屋さんには
雨漏りは補修済みです
そう言われていました。
実際の内見時にも
- 天井からの雨漏りが無いかどうか?
- 修繕してあるかどうか?
をチェック。
天袋から天井裏を覗き込み、
- 雨染み
- 木材の状態
- 屋根の剝れ
この辺りは確認し、納得の上で購入したのですが、さてどう修繕するのか?
剝れかけた天井の修繕方法は?
天井をこのままにはできないため、どうすべきかYouTube先生に聞きました!
調べるといくつか修繕方法が出てきたので、それらを吟味して判断した結果、
天井に胴縁で下地を作り5.5ミリの合板を貼る
この手法で実施することにしました。
本来「胴縁」は壁などの間柱に使うモノらしいのですが、天井の下地材として丁度よいサイズだったので採用しました。
修繕手順は次の通りです。
- 既存の天井でベロベロに剥がれている部分を切り取り、天井裏の下地の位置を確認
- 天井の長さにカットした胴縁を下地の真下に当て、ビスで固定(ビスを下地と胴縁に打ち込み強度を出す)
- 5.5ミリの合板を天井に合わせてカットし、胴縁にビスで固定
胴縁の固定。
これが結構大変でした!
床と違って重力がありますからね。
1人でやろうと思うと
脚立に乗って
↓
片手で胴縁の位置を合わせて天井に当てる
↓
そのまま頭で胴縁が落ちないように支え
↓
右手にインパクト、左手にビス
↓
上に向かってビスを打ち込む
胴縁がズレたり力が上手く伝わらなかったり、なかなか上手くいかなくて悪戦苦闘しました。
合板は一人では支えてビス打ちできないので、妻と子供に合板を支えてもらいながら作業を進めました。
修繕の詳細は改めて記事にしたいと思います。
天井の修繕にかかった時間と費用は?
こういった修繕は業者に依頼する人が大半だと思うのですが、
大工さん一人でできるのかな?
それともさすがに天井は二人で施工するのかな?
そうしたら人件費でまあまあな修繕費用になるんだろうな……。
なんて思いました。
今回の1階天井下地の修繕にかかった時間は実質2日。
費用は1.5万円でした。
天井、修繕するのって結構大変でお金もかかる!そう思っていましたが。。。意外と簡単で費用もかけず修繕できるってことがわかりました。
天井の仕上げはペンキを塗る計画でいますので、リノベーションの進捗状況に合わせて記事にしたいと思います。
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