DIY初心者が築46年築古物件をセルフリノベーションしたシリーズ、第5話。
今回は押入と床の間の撤去についてです。
1階を開放感のあるLDKにするため、和室を感じさせる押入と床の間のスペースを撤去して、そのスぺースを部屋の一部として活用できるようにします!
古い押入を解体!
今回解体したい押入は昔ながらの漆喰で壁を塗られたものでした。
古いものは柱などの固定にネジではなく長くて太い釘が使われています。
今回の押入もそうでした。
押入と天袋の襖を外し、バールとハンマー片手にガンガン壊していきます!
かなり太い釘を何本も使ってしっかりと固定されています。
無理に外そうとすると、漆喰を塗った壁がボロボロと割れて壊れることに……。
慎重に、でもパワーと思い切りも必要な作業でした。
詳しい押入解体方法については、「和室を広く使うための「押入れ撤去DIY」」の記事で書いていますので、ぜひ見てみてください。
床の間を解体!
次に床の間を解体していきます!
床の間に使われている部材も柱は太く、固定されている釘は太くて長いものが何本もありました。
床の間に付いていた棚をまずは外します。
え……取れない??
床板(床の間の一段上がっている床の部分のこと)と壁にしっかり固定されています……。
ここは嫁と娘が解体をしてくれたんですが、解体というよりも壊すしかなかったみたいです。
次に段差を無くすため、床板を撤去。
床框をノコギリで切り、左右それぞれを柱から外しました。
その後床の間に貼ってあった床板を剥がします。
床の間の根太は和室の根太と設置されていた高さが違ったので、外しました。
外した根太は、後々活用できそうだったので、廃棄せずに取っておきます。
ウッドショックで木材の価格が高騰してるから、
使えるモノは再利用!!
床を剥がした下は当然のように「土」。
もちろん断熱材もありません。
床の間を部屋の一部として使うためには、根太受けを作り、根太を張る必要があります。
床の間上部にある「落掛」という壁も壊して、天井もすっきり見通し良くします。
落掛を壊すと、部屋と床の間だった部分の天井に隙間ができてしまうので、ここは後で解消する方法を考えることにしました。
押入と床の間の解体はDIYでもできます!
今回は押入・天袋・床の間の解体について書いてきました。
もし業者にこれらの解体を依頼すると10万円以上はかかりますが、DIYなら0円で解体できます。
もちろん解体・撤去にはコツがいりますが、ポイントさえ分かれば誰でもできます。
この記事が古い部屋のリノベーションをやりたいと考えている方の参考になれば嬉しいです!
次回はキッチンの勝手口を塞いだお話について書いていこうと思います。
コメント